先日東京で行われた雨漏りに関する勉強会に
参加してきました。
新しい統計結果や工法についても
年々変わって来ていますので
工事をする側の技術者として
しっかりと知識をアップデートすることは惜しみません。
全国的に雨漏りは問題なんですが、
特に長崎県の場合は、雨漏りからの
シロアリによる蟻害で柱がスカスカ、、、
なんてところもよく見かけます。
よくこの状態で持ったなぁ、、、
と感慨深くもなりますが
大きな地震が来なかっただけ、
大きな台風が来なかっただけで、、、
もし大きめの台風が来て暴風にさらされるだけで
壊れてしまっていたかも!と不安になります。
雨漏りに関しては、大工さんたちも
古い知識のままで、「昔からこうして来たから。」
ということを言う人達もいます。
ですがそれは大きな間違いです。
雨漏りがしにくい作り方がありますし
仮に雨が一時的に漏れても大ごとにならない作り方があります。
それに雨漏りの家は何故か物事がうまくいかなくなることも。
何故って説明は難しいですが
水って溜めると淀むのでよくありません。
漏れて来た雨水は建物の中をじっくりゆっくりと
通って来ます。雨が上がっても
そこに雨水は居続けますのであまり良いことは起きません。
雨漏りは百害あって一利なしです。
どうか放って置かないにように。