こんにちは、あんしん塗装部です。
足場を架けてよく樋を覗いてみると、
長年のゴミが詰まってしまっているところがあります。
どうしても長崎は山が多く、
家の近くにも林があったり大きな木があると、
上から落ち葉が落ちてきますよね。
屋根に落ちた葉っぱは、雨に流されて樋に流れていくのですが
時間が経つと、葉っぱや泥で詰まってしまいます。
樋が詰まって上手く流れないために
雨の時には詰まったところの近くから
バシャバシャと溢れ出すこともよくあります。
そうすると、その部分だけ樋が傷みはじめるんですが、
それだけで終わりません。
いつも濡れる場所から劣化が始まる
結果として、その周りの屋根や、軒裏、壁に水がかかるので
水がいつもかかる場所は必ず劣化が進んでいきます。
雨漏りも樋が上手く排水できなかったことが
最初の原因で、周辺の屋根や壁を
劣化させたことが原因だったりします。
塗料で保護されていても、
いつも濡れ続ける環境だと長持ちはしません。
長崎の夏場の屋根は70度以上になるし、
冬場は5度以下というただでさえ過酷な環境です。
そこに水が加われば劣化スピードが速くなりますので
侮れません。