現場では思ってもいなかった状態の壁ってよくあります。
特に外壁の浮きは外から見ただけではよくわかりません。
ヒビ割れなら近くで見るとなんとなくヒビが見えたり
亀裂が白く汚れて石灰化しているのでわかります。
でも浮きの場合はぱっと見ではわかりません。
長崎の壁は全数叩いてみて確認
壁の裏が浮いていて空洞になっていると
カパカパと浮いた軽い音がします。
しっかり付いている壁との音の差は歴然としています。
あんしん塗装部では浮いているのに見て見ぬフリはできません
塗装や雨漏り補修をしたのに、浮きを直さなかったら
結局いつかは剥がれて外壁が落下してしまいます。
もちろんそうなると下にいる人が怪我したり
車などに傷つけてしまうわけです。
オーナーさんからすると余計な追加工事になってしまいますが
もし落下して大変な事故を起こした時に後悔しても遅すぎです。
何と言っても命には替えられませんから
そのような重大事故を防ぐためにもあんしん塗装部は
全数壁を叩いて検査をしています。
そんな剥離防止には写真のようにエポキシなどを注入して
浮いている部分に流し込む工事をします。
浮いたままにしないであんしんして住まえるようにすること
ここ長崎や諫早県央地区の街を守るのも私たちの義務だと考えています。