質の低い工事は誰だって嫌ですよね。
それを担保するために価格が多少高くても
お願いするってこともあると思います。
ですが、、、高かったから大丈夫!
とも言えない事実があります。
契約金額としては相場より高めだったとして、
元請けがピンハネして下請けにはほとんど
ギリギリの予算しかいっていないなんてこともあります。
そんな場合は悲惨です。
だって、あなた自身は塗装でのトラブルが嫌だからと、
わざわざ相場より高めの会社に決めたとしても、
結局工事するのは、その会社ではなく
下請け、孫請けかもしれません。
元請けから「この金額でお願い」と言われていたら、
たとえ下地がボロボロでもその金額以内で赤字にならないように
仕上げなければならないでしょう。
わざわざ下請けが赤字を出してまで塗装を仕上げても、
その下請けは影の存在ですから、
施主であるあなたから感謝されることはないのです。
感謝もされない仕事ですから、
自然と機械的に金額以内に収まる仕事しかしなくなります。
でもそれって悲しくないですか?
本来は、とても腕のいい職人さんたちかもしれません
ですが、元請けがあまりお金を回さないところであったとしたら
どんなに施主であるあなたと、
契約先の担当者とのコミュニケーションがよくできていたとしても
実際の工事の質は、まったく別のところで質が決まってしまいます。